TitaniumでAndroidアプリを配信する手順メモ
Google playを経由してテスト用や本番用のアプリを配信する手続き。
これの和訳。
http://docs.appcelerator.com/titanium/3.0/#!/guide/Distributing_Android_apps
手順
- Google playへの登録
- キーペアと証明書の生成
- キーストアの確認
- アプリが正しいキーでサインされているかの確認
- アップロードおよび配信
Google Playへの登録
テキトウなgoogleアカウントでやる。Google playの登録には25ドル必要。年間、じゃなくて一度だけの買い切りっぽい。有料アプリやアプリ内課金を行う場合は、Google Checkoutへの登録も必要。※銀行口座の登録→確認のための少額振り込み→振込金額の入力があるため、2〜3日かかる。
キーペアと証明書の生成
Google Playにアプリをアップロードするためには電子証明をアプリにする必要がある。そのためにはキーペアと証明書を生成する必要がある。これはアプリごとに行う必要があり、AndroidSDKに同梱されているkeytoolコマンドを使って行う。
基本的な書式は以下のとおり。
keytool -genkey -v -keystore path/file_name -alias alias_name -keyalg RSA -validity 11000
上記コマンドには2ヶ所、任意で入力するヶ所がある。1つはpath/file_nameの部分で、キーストアというキーペアと証明書が格納されるファイルの場所。キーストアは複数の関連性のない証明書を保存できるため、だいたい共通的な場所であるユーザーホームディレクトリとかに置く。もう1つはalias_nameで、これはキーを一意に認識するための任意の名前で、キーを取り出すときに必要なのでアプリに関連した名前をつけておくのが吉。なお、最後の11000は生成からの有効日数で25年という意味。これが最低日数らしい。keyalgはGoogle PlayはRSAじゃなければならない。
このコマンドを打つと、名前や所属組織などを聞かれるので応えていく。また、パスワードも聞かれるが、これが超重要で、このパスワードを忘れてしまうと、証明書を再生成しなければならず、アプリは証明書ごとに一意になるので、証明書が変わると新しいアプリとして認識されてしまう。言い換えると、これまでのアプリに更新をかけることができなくなる。
キーストアの確認
前項で述べたとおり、証明書はアプリの配信において、超重要なので作ったものが間違いがないか確認をする。
keytool -list -v -keystore path/file_name
ビルドとサイニング
ここから公式とイキナリ違ってコマンドラインで行う。
ti build -p android --log-level info -T dist-playstore -V
コマンドを打つと、キーストアの場所などを聞かれ、サイニングもしてもらえる。
これでできたAPKをPlayStoreなり、テストフライトなどで配信する。
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